馬主について

馬主について

馬の魅力に取り付かれた人はまず目指すだろう

競馬を好んでいる人にとって、馬の存在は何よりも全てだ。勝てば天国、負ければ地獄となっているため一概にいいとは言えないものの、競馬をこよなく愛しているなら細かいことかもしれない。お金が掛かると人格が豹変する人については、色々な部分で考えを改め直すべき点があるため注意が必要ではある。競馬は日本で数少ない公共ギャンブルとして数えられているものだ、現在日本でもいつかはカジノを作ろうという案が出ている中では、競馬のように公的に認められたギャンブルを日本で楽しむ機会はあまりないだろう。ギャンブルなので誰にでも進められるものではないが、人によっては競馬はスポーツであると称している人もいる。その意見には納得できる、見ている観客からすればただのギャンブルに過ぎないが、乗馬している人間にしてみれば実際問題命をかけている。落馬すれば最悪、命を落とす可能性もないほうしていることを考えれば、実はとても恐ろしい競技なのかもしれない。

競馬に関係なく、純粋に馬が好きだという人もいるだろう。馬が好きだからこそ興じて競馬場に足を運んで観戦している、という人もいるはずだ。筆者も生き物は基本好きなので、馬についても好意の対象だ。有史において人間と馬は長い間、関係を持っている生物の一つだ。犬もそうだが、古代から数えるなら人間の歴史を語る上で馬の存在を忘れてはならない。かつては戦において利用されていただけだったが、現在は趣味として乗馬に勤しむ人達もいることを考えると、日本の平和を改めて痛感するところだ。

馬の話をしているとどうしても気になってくるのが、やはり馬という存在が自分のモノにならないかということだ。競馬をしている人なら一度は考えるのが、『馬主になりたい』だろう。馬主といっても業界に詳しくない人にしてみればあまり情報を知る由もないかもしれない、ただ筆者も馬主というものには些か興味がある。度々芸能人が馬主になったとも言われているが、現実問題として馬主というのは誰でもなれるものなのか、ここからはそんな馬主について話をしていこう。

馬主の基礎知識

まず最初に馬主というものについて話をしておこう。一重に馬を飼育しているのであればすべての人は馬主である、という単純な話ではない。馬主と呼ばれる人々の共通している点は、

・公的レースに参加している競走馬のオーナーであること

ということだ。馬を所有することになるため大まかにいってしまえば飼い主とも言えなくもないのだが、プロ視点での馬の飼育が求められているため、個人で馬を飼育しているのとはやはり次元が違う。では逆に競走馬として役目を終了したらそれで終わりかといえば、それも違う。それだと動物愛護という観点から問題となるのはもちろん、馬も生きているため相応の尊重を示さなければならない。見た目から分かるとおり、馬の存在は人間のそれとは異なっている。競走馬として厳しく飼育することは勿論のこと、オーナーとして、またパートナーとして愛情を持って生育して行くことも馬主に求められる要素だ。

しかし馬主になったからといって馬に全てを捧げるというのもあまり見られないだろう。中には専門的に馬主としてビジネスを行っている人もいるが、片手間に馬主となっている人は必要な手続は全て自分で行うとして、馬の身だしなみから飼育に至るまでを専門家に依頼して担当してもらっているものだ。個人でやるとなったらかなり大掛かりな施設を要する為、都会に住んでいる人は大抵調教師に預託して飼育を任せている。

馬主になるとどうなるのか

馬主になるというのは馬を所有するという事になるが、勿論それ以外にも有することになるある種のメリットも存在している。おそらく大半の人がこうした点でなりたいと思っていると思われるが、主なメリットについては次の通りだ。

馬主になった暁として

1:馬の命名権を得られる
まず最初に馬の名前を決められるということだ。基本的なものだが、命名する名前については基本決まりやルールといったものはない。ただ公序良俗はもちろん、馬の名前として不適切と判断されたものについては登録を許可されない。そもそも競走馬として公的な場で活躍することを考えたら、恥ずかしい名前など付けられない。
2:馬主席・トレーニングセンターへの入場
馬主になれば当然競走馬について色々と知っておかなければならない、そのため競走馬を飼育しているトレーニングセンター、また実際に出場しているレースを観戦するための席として馬主たちに設けられている専用席への入場が認められている。
3:レース出走
競走馬を飼育しているので勿論、競馬レースの参加が出来る。これが出来なければおそらく馬主になる意味がないと考えている人が多いだろう。
4:賞金の獲得
愛馬がレースで規定の順位、主に8位以上で入賞すれば規定の賞金を受け取ることが出来る。ここが馬主になる最大のメリットと考える人も多いはず。
5:表彰式への参加
レースに出場した愛馬が優勝した場合、表彰式に馬主として口取りも参加することが出来る。目立ちたい人にとっては絶好のチャンス。
他にもある
また馬主には騎手がレース時に着用するユニフォームなどをデザインすることも許可されているというが、デザイン的な方面でセンスがないと恥を見るため、中々勇気がいるかもしれない。